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●スタニスワフ・レム『泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕』深見弾・大野典宏訳、ハヤカワ文庫SF
●大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4〜8』GA文庫
●丸戸史明『冴えない彼女の育てかた 6〜9』富士見ファンタジア文庫
●丸戸史明『冴えない彼女の育てかた Girls Side 1・2』富士見ファンタジア文庫
『水天 vol.3』in文学フリマ(ア-06)
スプラトゥーンばかりやっていてすみません。『水天 vol.3』入稿完了しました。
頒布場所は5/1(日)の第二十二回文学フリマ東京、東京流通センター第一展示場のサークルスペース・ア-06です。
特集の内容は「密室・アジール・百合」で、小説が3本載っております。内容としては密室と百合なので、ジャンルでいうと純文学ですね。
・大沢雪乃「タニア、星々の胸に」
密室に憑りつかれたノルウェーハーフの女の子が、ミステリーマニアの女の子と出会って人生をめちゃくちゃにされる話です。密室が登場したり家族が亡霊になったり解決編があったりするので新本格ミステリーみたいにみえるかもしれませんが、ミステリー要素はありません。
「鍵のかかった部屋」をいかに解体するのかなんてどうでもよくて、家族がバラバラになってもそこにあなたの出番はなくて……アンチ佐藤友哉、アンチ鏡家サーガみたいなポジショニングで売っていきたい。
・福田竜也「生は贖い、死は報い」
前号「生きて死ぬ世界」と共通する世界観の物語です。密室に生まれた女の子がそこから飛び出すきっかけを得るものの……?という話。ユートピア社会を舞台に生と死の意味を問いなおす百合小説になっています。
・樹「花菱草の子」
四畳半の密室と狂気について描かれた掌編です。
今回も表紙は最高です。表紙イラストは電気ウサギさま(@denkiusagi)、表紙デザインは樹さま(@itsuki_48)の作になります。
どうぞよろしくお願いします。
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●青崎有吾『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』東京創元社
●大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3』GA文庫
●滝川廉治『MONUMENT あるいは自分自身の怪物』ダッシュエックス文庫
●丸戸史明『冴えない彼女の育てかた 4・5』富士見ファンタジア文庫
●アンナ・カヴァン『われはラザロ』細美遙子訳、文遊社
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●青木潤太朗『インスタント・マギ』NOVEL 0
●暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を! 1-4』角川スニーカー文庫
●十文字青『灰と幻想のグリムガル 1-2』オーバーラップ文庫
●大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1-2』GA文庫
●橘公司『いつか世界を救うために クオリディア・コード 1-2』富士見ファンタジア文庫
●西尾維新『業物語』講談社BOX
●円居挽『シャーロック・ノートII 試験と古典と探偵殺し』新潮文庫nex
●丸戸史明『冴えない彼女の育てかた 1-3』富士見ファンタジア文庫