柄谷行人『遊動論 柳田国男と山人』文春新書
中沢明子『埼玉化する日本』イースト新書
 ファスト風土批判には与さず、かといってショッピングモール万能論にも賛同しないためにどうするか、を考えた本。モール≒マス消費と都会的な高感度消費の両方が必要だとして、そのバランスがとれている場所のモデルとして埼玉を挙げる。そして日本は埼玉化すべきだと道筋をつける……といった主旨。
 内容的に賛同するわけではなくても、話の運び方にはよさを感じるのだけど、ジャンクな筆致でとても損をしているとおもいました。

佐島勤魔法科高校の劣等生 14〜15』電撃文庫
●王雀孫『始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇』ダッシュエックス文庫
フィリップ・K・ディック『宇宙の眼』ハヤカワ文庫SF
大塚英志『社会を作れなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門』角川EPUB選書
 雑誌を作ることの楽しさとつらさがある。お休みはほしい。平積みはうれしい。本は読みたい。あれの勉強したいなあっていうあれを忘れる。ファイブスター物語大人買いしました。

富岡幸一郎使徒的人間 カール・バルト講談社文芸文庫
●『ユリイカ 2014年12月号 特集 百合文化の現在』青土社
 『重力と恩寵』もおもしろいです。
 『嘘喰い』追いつきましたがちゃんみだ最高にかっこいいな。

ケリ姫スイーツで6Kつかって暁美ほむらを手に入れた者です。
・西UKO『となりのロボット』ほんといい。性別だけじゃなく人間的なものまで括弧にいれればさらに純粋な百合がみえるということかなと。こんな傑作があるというのに私たちは。
・案の定いそがしいね? いつ重力の虹を読むのか。
文学フリマいきます。会社から直行します。ろくに調べてないから知り合いの本ぷらすあるふぁという感じです。