作家は行動する他
●江藤淳『作家は行動する』講談社文芸文庫
●川端香男里『ユートピアの幻想』講談社学術文庫
●絲山秋子『ばかもの』新潮社
●谷川俊太郎『二十億光年の孤独』集英社文庫
●谷川俊太郎『空に小鳥がいなくなった日』サンリオ
●田村隆一『腐敗性物質』講談社文芸文庫
『二十億光年の孤独』は再読。以前読んだのは別の単行本版だけど、集英社文庫の方にはそこに載っていなかった直筆ノートが入っていた。父の谷川徹三がノートを見せられて感銘を受けデビューさせたという有名なエピソード、確かにこれならと思わされる。
あと国文社のルーマン『自己言及性について』も読んでいたけど、ちょっと最後までたどり着けなかった。結局ハーバーマス=ルーマン論争を開いてみるとずっと分かりやすかったのでそちらに移行することに。訳文のせいなのかもしれない。