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●上遠野浩平『夜明けのブギーポップ』電撃文庫
●上遠野浩平『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』電撃文庫
●上遠野浩平『ビートのディシプリン SIDE3』電撃文庫
●上遠野浩平『ビートのディシプリン SIDE4』電撃文庫
●夏目漱石『坊っちゃん』新潮文庫
●J.ハーバーマス/N.ルーマン『批判理論と社会システム理論(上)』木鐸社
夜明けも無事補完したし、そろそろブギーポップシリーズはいいかなという気になってきた。ヴァルプルギスの後悔シリーズに入ってしまおうと思う。
基本的に著者とは合わないと思ってた、というか実際合わないんだけどハートレス・レッドに関しては別だった。今まで読んだ上遠野作品のなかで断トツに面白い。ていうか傑作。キャラクターに人間味があるし(ネタバレ回避)、モノローグで終わらない対話が描かれている……とかまあそういう理屈を抜きにしても九連内朱巳と霧間凪の関係は本当にもうね、もうやばいね。百合ってレベルじゃねーぞ。