読書

●ホメロス『イリアス(上・下)』松平千秋訳、岩波文庫 ●三田誠『レンタルマギカ 〜魔法使い、貸します!』角川スニーカー文庫

●ジル・ドゥルーズ+クレール・パルネ『対話』江川隆男・増田靖彦訳、河出書房新社 ●石崎洋司『黒魔女さんが通る!!』講談社青い鳥文庫 ●石崎洋司『黒魔女さんが通る!! PART2』講談社青い鳥文庫 ●向坂氷緒『384,403km―あなたを月にさらったら』ティアラ文…

●『現代語訳 古事記』福永武彦訳、河出文庫 ●九鬼周造『「いき」の構造 他二篇』岩波文庫 ●ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』若島正訳、新潮文庫 ●ヴァージニア・ウルフ『波(ヴァージニア・ウルフコレクション)』川本静子訳、みすず書房

はてはて

●深田康算『美と芸術の理論』白凰社 ●伊藤計劃『虐殺器官』ハヤカワ文庫JA ●小松左京『果しなき流れの果に』ハヤカワ文庫JA ●西尾維新『傾物語』講談社BOX ●西尾維新『鬼物語』講談社BOX

●グレッグ・イーガン『順列都市 下』山岸真訳、ハヤカワ文庫SF 正直いって全然理解できてないと思うけど、すごく乱暴にみれば、小説としてはポリフォニー小説として読めるような気がする。というよりポリフォニーな世界を描いた小説? 自分自身と自分の世界…

●円城塔『道化師の蝶』講談社 円城作品では飛び抜けてわかりやすい。そのうえ普通に面白いので、人に薦めやすい。広げよう奇想の輪。 ●田中慎弥『切れた鎖』新潮文庫 退屈そうだけど一応消化しとくかと思ったら、表題作の語りは予想外に手が込んでいて、一気…

●原武史『という思想』講談社学術文庫 ●ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』中村佐喜子訳、新潮文庫 ●西尾維新『偽物語(下)』講談社BOX ●西尾維新『花物語』講談社BOX

●埴谷雄高『死霊(1)』講談社文芸文庫 ●國分功一郎『暇と退屈の倫理学』朝日出版社 ●ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』土屋政雄訳、光文社古典新訳文庫 ●ヴァージニア・ウルフ『自分だけの部屋』川本静子訳、みすず書房

●白井聡『未完のレーニン』講談社選書メチエ ●小森陽一『漱石論』岩波書店 ご無沙汰です。いろいろ忙しかった。

カマタリさん一択

●石川博品『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』ファミ通文庫 ●東浩紀『一般意志2.0』講談社 石川先生待望の新刊でハードルも否応なしに上がっていたけど、まったく問題なかった。普通に超面白い、カマタリさん。さすがにネルリほどの…

Qfwfq

●武田泰淳『ひかりごけ』新潮文庫 ●イタロ・カルヴィーノ『レ・コスミコミケ』米川良夫訳、ハヤカワepi文庫 カルヴィーノは第二次大戦中にパルチザンとして活動していたため、幻想的な作風と同時に歴史的な感覚も持ち合わせている、らしい。米川良夫氏のあと…

●ミハイル・バフチン『ドストエフスキーの詩学』望月哲男/鈴木淳一訳、ちくま学芸文庫

●今野緒雪『お釈迦様もみてる 学院のおもちゃ』コバルト文庫 ●今野緒雪『お釈迦様もみてる ウェット or ドライ』コバルト文庫 ●ドストエフスキー『貧しき人びと』木村浩訳、新潮文庫 ●ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』杉山洋子訳、ちくま文庫

マリみて原作

●今野緒雪『マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵』コバルト文庫 ●今野緒雪『マリア様がみてる クリスクロス』コバルト文庫 ●今野緒雪『マリア様がみてる あなたを探しに』コバルト文庫 ●今野緒雪『マリア様がみてる フレーム オブ マインド』コバルト文庫 ●…

●川端康成『乙女の港 少女の友コレクション』実業之日本社文庫 ●夏目漱石『門』新潮文庫 ●プラトン『饗宴』久保勉訳、岩波文庫

「ヴァルプ」シリーズ

●上遠野浩平『ヴァルプルギスの後悔 Fire1.』電撃文庫 ●上遠野浩平『ヴァルプルギスの後悔 Fire2.』電撃文庫 ●上遠野浩平『ヴァルプルギスの後悔 Fire3.』電撃文庫 ●夏目漱石『それから』新潮文庫 ●円城塔『オブ・ザ・ベースボール』文芸春秋 ブギーポップが…

●上遠野浩平『夜明けのブギーポップ』電撃文庫 ●上遠野浩平『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』電撃文庫 ●上遠野浩平『ビートのディシプリン SIDE3』電撃文庫 ●上遠野浩平『ビートのディシプリン SIDE4』電撃文庫 ●夏目漱石『坊っちゃん』新…

主にブギポ

●上遠野浩平『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」』電撃文庫 ●上遠野浩平『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』電撃文庫 ●上遠野浩平『ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師』電撃文庫 ●上遠野浩平『ブギーポップ・カウントダウン …

●上遠野浩平『恥知らずのパープルヘイズ』JUMP j-BOOKS ●西尾維新『少女不十分』講談社ノベルス ●西尾維新『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』講談社ノベルス ●西尾維新『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』講談社ノベルス ●西尾維新『零崎人識の人…

わりと今さらな読書

●フィリップ・K・ディック『ユービック』ハヤカワ文庫SF ●ドストエフスキー『罪と罰』(上)(下)、新潮文庫 ●フロイト『幻想の未来/文化への不満』中山元訳、光文社古典新訳文庫 三泊四日で熱海行ってきました。はしゃぎ疲れたのか家に帰ると熱が出て、子…

いつもの風景

制覇するフィロソフィア (スーパーダッシュ文庫)作者: 定金伸治,エナミカツミ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (58件) を見る●白倉由美『おおきくなりません』徳間デュアル文庫 ●定金…

テロルの現象学

●志賀直哉『暗夜行路』新潮文庫 ●中野重治『藝術に関する走り書的覚え書』岩波文庫 ●笠井潔『テロルの現象学』ちくま学芸文庫 時任謙作金持ち&勝手気まますぎワロタ、というのは中野重治によっても指摘されてるけど、『藝術に関する走り書的覚え書』にはそ…

砕蜂×夜一

●『日本の文学 41 中野重治』中央公論社 ●安部公房『壁』新潮文庫 ●ドストエフスキー『地下室の手記』江川卓訳、新潮文庫 ●ジャン=フランソワ・リオタール『知識人の終焉』原田佳彦/清水正訳、法政大学出版局 読んだ本とは全く関係ない話。 最近はブリーチ…

自由・調和・博愛

●石川博品『耳刈ネルリと奪われた七人の花婿』ファミ通文庫 ●石川博品『耳刈ネルリと十一人の一年十一組』ファミ通文庫 ●吉原幸子『人形遊び』思潮社 ●柄谷行人[編]『近代日本の批評? 昭和篇[下]』講談社文芸文庫 耳刈ネルリを一巻しか読まずに今まで生きて…

発表疲れ

●筒井康隆『ダンシング・ヴァニティ』新潮文庫 ●かじいたかし『僕の妹は漢字が読める』HJ文庫 ●竹内栄美子『中野重治――人と文学』勉誠出版 ●ジークムント・フロイト『エロス論集』中山元編訳、ちくま学芸文庫 学校の方が忙しくてろくに本を読む時間がとれな…

病み上がりだけど、バベル-17が面白かったので

●谷川俊太郎『空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集?』角川文庫 ●サミュエル・R・ディレーニイ『バベル-17』岡部宏之訳、ハヤカワ文庫SFバベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248)作者: サミュエル R.ディレイニー,岡部宏之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008…

地震について

●フロイト『精神分析入門(下)』高橋義孝・下坂幸三訳、新潮文庫 ●鴨長明『方丈記』川瀬一馬校注・現代語訳、講談社文庫 方丈記は原文でもそれほど難しくなくて案外読めてしまった。とても短い文章だし。 元暦二年(1185年)の大地震について書いてある箇所…

熾天使の夏とか

●吉屋信子『屋根裏の二処女』国書刊行会 ●笠井潔『熾天使の夏』創元推理文庫 ●ジャック・デリダ『火ここになき灰』梅木達郎訳、松籟社 笠井潔は在野の思想家で偉いとかいう以前に、やっぱり尊敬できる作家だ。

読んだもの

●枡野浩一『ハッピーロンリーウォーリーソング』角川文庫 ●フロイト『精神分析入門(上)』高橋義孝・下坂幸三訳、新潮文庫 ●ミシェル・フーコー『カントの人間学』王寺賢太訳、新潮社 「カントの人間学」は『言葉と物』の元となった論文らしく、とても面白…

花物語など

●吉屋信子『花物語』(上)(下)、河出文庫 ●本田和子『異文化としての子ども』ちくま学芸文庫 ●上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち』富士見ミステリー文庫 しずるさんは後輩に「百合だから読め」といわれたので。まんまと楽しんでしまった。 ミステリとし…